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nightmare

少年は目覚める。

ここがどこなのかはわからない。
それに目覚めたと言っても寝ていたわけではないようだ。
俺は気がついたときすでにここに立っていた。
頭が痛い、吐き気がする、薄暗い、気味が悪い。
ここは明るく陽も出ているが夜より深い漆黒の暗闇が感じられる。
周りには誰もいない、ここには誰も存在していないのか?
建物だけがただ虚しく佇んでいた。
どこへ行くあてもなく彷徨った。
気がつけばいくつもの道に繋がっている広場へついた。
そこの中心には少女が1人。
そしてそれぞれ繋がった道から俺と同じように1人ずつ少年が立っていた。
なぜかその少年俺とは1つのもののように感じた。
それに少女は虚ろに俯いたままこちらを見向きもしないこともあいまって不思議な感覚だった。
少年達と俺は少女の前に集まり尋ねる。
「ここはどこなんだ?どうして君はそのように虚ろなんだ?」
少女はその時初めて俺達に気がついたように話始める。
その時の少女は少し、悲しげな目をしていた。
「ここがどこなのかは私もわからないわ。ただここに私の仲間は誰もいない。
いるのはなぜか私を追いかけてくる怪物だけ。私はいつだって孤独か逃げているのかどっちか。」
以前からいるらしい少女にも状況がわかっていないのだ、当然少年達に理解できるわけはない。
「どこか遠くに逃げることは出来ないのか?」
少女は答える。
「どこへ逃げようとしても結局ここに戻ってきてしまうわ。それに…」
少女は更に顔を俯かせて話した。
「以前にも数回、あなた達みたいな人が私の前に現れた、そして私を怪物から救い出そうとしてくれた。
でも、誰一人怪物に勝てはしなかったわ。その度私は友達を失った…。」
悲しげな目をしていた原因はわかった。
なぜか知らない一体感と共に、他の少年達が何を考えているか手に取るようにわかった。
この話を聞いても尚、少女を救い出そうとしていた。俺もそうだった。
その時近くに気配を感じた。
広場の入り口に何者かがいる。
人の形はしているが武器を手にしている。
それが少女を狙っていることは一目瞭然だった。
しかし俺達は何も武器を持っていない、どうすることもできない。
「これを使って!」
少女はいつの間にか武器を持っていた。
現れたのが1人だけだったために5人で力を合わせればわけもなかった。
怪物は消えていった。人間ではないことがわかった。
とりあえず俺達は自分達の来た道を引き返し、少女を救う方法を見つけることにした。
道を引き返すと、そこにはある男がいた。
その男は明らかに先程の怪物とは違う感じだった。
「なあ、あんたは誰だ?ここはどこなんだ?」
男はたいそう面倒臭そうに答える。
「またあいつが望んだのか。まあいい。教えてやろう。ここはあいつの、少女の夢の中だ。」
「夢…?」
「そうだ、俺はあいつの夢を蝕む、そうだな、悪魔とでも言えばいいのか。」
「お前が少女を傷つけてるのか?」
「ああ、そうだ。それが俺の生きる糧だからな。」
「じゃあお前を倒せば、彼女は解放されるのか?」
「ああそうだな。実在のないお前なんかが俺を倒せることをないがな。」
「何?」
「教えてやろう。お前も少女の夢の一部でしかない。お前は少女が望んだ幻影であるにすぎないんだ。
俺を倒したところでお前も消えるのみだ。どちらにせよお前には何もない。
人格だってない、お前は彼女が望んだただのモノでしかないわけだ。」
俺が単なるモノ?夢の一部?
「心を研ぎ澄ませて聞いてみろ、お前の仲間達もその話を聞いたところだろう。
あいつらの心の迷いがわかるぞ。」
確かに心には真っ暗な闇の中のように重かった。
自分の人格さえ自分のものではなく彼女が望んだモノでしかない。
過去もなく未来もない。幻影でしかない。俺じゃない。
「どうだ、お前は?この先もお前には何もない。ここで消えていくがいいだろう。
今まで来た奴らと同じように。」
だから誰も帰ってこなかったと言ったのか。
ふと、重い気持ちが少し和らいだ。その時感じていた力強さも消えていた。
「どうやらお前の仲間はその方を選んだようだな。お前も消えろ。」
剣が振り上げられ俺の頭に落とされる。
例え…
「例え全てが嘘だったとしても俺は構わない。俺の人格も俺の過去も俺の未来も嘘だったとしても、
俺の今は真実なはずだ。」
「哀れだな。ひとおもいに消えればよかったものを…。」
剣と剣が弾かれあう。
今まで以上に俺は強くなった気がした。
剣は悪魔に突き刺さる。
「俺を倒したところで消えるのはお前も同じはず…この先に何を求めるつもりなのか…」
悪魔は消え去った。
俺の今は終わった。
この嘘だらけの世界でただ1つだけの真実が消えたのだ。
真実が消えると同時に俺は陽射しの中に溶けていった。


ごめん中途半端だし糞だし終わった。明らかにあるものの影響受けてるし。
とりあえず久々になんか書きたかったんですね。それだけ。
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by kozoku1 | 2007-09-26 22:56 | 小説  

事変

さて久々ですね。
この前のライブ行ってきます以降書き込みがないために、
ライブミスって自殺してるんじゃないかみたいな印象がありますけど。
ライブはまぁ…最終的にいい経験だったんじゃないですかね、色々と。
当然うまくできなかったものもあったし、他のとこでうまいとこがあったし。
多少自分が見劣りしましたが最終的には楽しめた。
で、次はもう間近に迫ってる文化祭なんですね。
正直、ライブの時の俺は練習さぼり気味だったっすね。
あわせればそれなりだったけど完成度が高いとはとても言えない。
文化祭ではそうなりたくないな。
ってことでもう時間がないけど練習しなければ。
そういえばうちのクラスのほうでの出し物は劇に決まったんだけど内容皆無。
戦略は皆無ですね 私どこへやらですね。
わかる人はわかると思うけど。
で、劇なのにまだ台本も決まってないし、
決まってなきゃ練習も衣装とか舞台もやりようがない。
これは末期ですね。
うちのクラスは仲良い奴らはほぼ部活入ってて部活に逃げるそうです。
俺もバンドだとかなんとか言って逃げることにします。
ぐだぐだになること必至。
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by kozoku1 | 2007-09-18 00:01 | 雑談